大黒天様について

食べ物と財運の福神様

大黒天は、食を司るとされ、五穀豊穣のご利益が広く知られ、満面の笑みで俵に乗る姿で信仰を集めています。同じ七福神の恵比寿様と並んで、農業と漁業を司る二柱一組で信仰されることも多い福神様です。また、手には打ち出の小槌を持ち、財福無量・商売繁盛などのご利益も有名で、財を司るともされています。起源をたどれば、インドの神話にまで遡り、荒々しい破壊神の姿をしていましたが、中国を経て日本に伝わり、神仏習合の日本独自の福神様として現在の穏やかなお姿となりました。

ぎふ七福神の大黒天様がいるお寺について

瑞巖寺

瑞巖寺の草創については、その昔延暦二十四年(805年・平安時代)に伝教大師最澄が開創したと伝えられています。その後、寛永十六年(1639年・江戸時代)加納城主の丹波守光重公が鬼門除けとして再興させました。初代住職には、愛知県豊橋市の全久院第14世・天桂永澤和尚をお迎えし、曹洞宗のお寺となりました。

場所について

名称瑞巖寺
住職巖 晃司
郵便番号504-0011
住所岐阜県各務原市那加北洞町1丁目325
TEL058-383-3715
Mailinfo@zuiganji.jp
サイトURLhttps://zuiganji.jp/

交通案内

  1. 各務原市斎場(瞑想の森)の北東。
  2. 東海北陸自動車道の南側、ぎふ初寿司西に入る。
  3. さくら幼稚園前

お寺の住職からのご挨拶

巖 晃司(Iwao Koji)

昭和59年生まれ 愛知県岡崎市出身
愛知教育大学教育学部卒業(理科専攻) 
大本山永平寺にて修行
平成30年 瑞巖寺第22代住職に就任
講師として小学校・中学校教諭として勤務
平成22年より曹洞宗布教師
平成26年より4年間 曹洞宗岐阜県宗務所書記
曹洞宗岐阜県青年会 副会長(至現在)
令和元年より公益社団法人各務原青年会議所 常任理事
令和3年より各務原青年会議所 副理事長

瑞巖寺22代目住職の巖晃司と申します。先代である祖父が志半ばで他界したのは、私がまだ小学校6年生の時でした。幼心に「祖父のような僧侶になりたい」と法灯を守る決意をしました。それから私がご本山での修行を終えて瑞巖寺に戻るまで住職不在の間は、祖母や檀信徒の懸命な支えがありました。このことに思いを寄せながら今日に至るまでの全てのご縁に感謝し、私の代のテーマは「22代目は22世紀へ。」約400年続く瑞巖寺の歴史を確実に後世に繋げるため、今できる事を生涯かけて住職として勤めて参ります。
瑞巖寺の門は「いつでも・だれでも・どんなことにでも」広く開かれています。
このご縁を繋げ・広がる場所として檀信徒会館「和晃庵」が住職就任式の記念事業として新設されました。また、平和の鐘を未来に届けるために鐘楼堂の再建も完遂致しました。
これら全ての事業は関係する檀信徒の皆様と、喜びも悲しみも共にできる住職であり続けたいという願いからです。このような思いから多くの人々とご縁を繋ぐことのできる「ぎふ七福神巡り」は私にとってこの上ない喜びと感じています。

住職  巖 晃司