智慧と勝利の福神様
或る夜二十三世海門和尚の夢枕に『龍雲寺の脇陣として人々に知力を与えたまえ』と、毘沙門天が立たれた。和尚は東奔西走し寺の東に毘沙門堂を建て迎えたと伝わる。岐阜新聞選定『濃飛十二名所』に選ばれるほど賑わいました。現在は、位牌堂に祀られています。多聞天とも呼び「すべてのことをいっさい聞きもらさない智慧のある者」財福の神様(金運と福徳)として信仰され、仏教を守るということから戦いや勝利の神様として疫病を祓い無病息災を願う神様であります。ご開帳は4月3日。
ぎふ七福神の毘沙門天様がいるお寺について
龍雲寺
当寺は、創建不詳の真言宗高野山末の寺院として芥見北山に所在、天正年間に戦火にあい荒廃したと伝わる。その後、龍泰寺十八世長霊正鎮大和尚を迎え、龍泰寺の末寺となり曹洞宗の寺として復興。龍泰寺二十一世清巌貞淳和尚を開山に拝し、開創。
場所について
名称 | 龍雲寺 |
住職 | 梅村 季弘 |
郵便番号 | 501-3114 |
住所 | 岐阜県岐阜市芥見大船1丁目151番地 |
TEL | 058-243-2054 |
サイトURL |
交通案内
芥見大船交差点を西へ。
ケーヨーD2西方面。あいかわの杜北側。
お寺の住職からのご挨拶
梅村季弘(Umemura Kikou)
昭和44年4月生まれ 岐阜市芥見出身
平成17年より龍雲寺27代住職に就任
龍雲寺住職の梅村季弘と申します。若き頃は、色々と葛藤もありましたが、仏様、ご先祖様、そして周りの方々に導かれ今の私があると日々感じています。
さて、当山の山号は「護国山」国の平安を守るという意味合いですが、ここで言う国とは私たちの大切な国土であり、自然であり、そこに暮らす「人々」なのだと受け止めています。平成17年の晋住以来、今ここで私が関わる全ての人々の心の平安を願っています。言い換えるなら共に笑い、共に悩み、共に生きていくことが護国山龍雲寺をお預かりしている住職としての勤めであるということ。それは関わり合いの中で生かし、生かされていることに気づくから日々「感謝」を心に過ごすということでもあるのです。
住職 梅村 季弘